丹波で会った人に、よく「よくこんな寒いときに来たねえ」と言われることがあります。
その一方で「いいタイミングで来たね」と言われることもありました。
その理由が「厄神さん」です。

「厄神さん」とは、柏原八幡宮(丹波市柏原町)の愛称で、毎年2月17・18日に「柏原厄除大祭」というお祭りが開催されます。
三丹(丹波、丹後、但馬)でも随一といわれる大きなお祭りで、多くの参拝客でにぎわっていました。

境内周辺には出店がいっぱい。

「丹波バーベキュー協会」のお店。燻製したソーセージがおいしいです。

お子さんには大きな焼きマシュマロが人気でした。

「そばんち」さんのお店。店頭でそば打ち!

「そばんち」さんを中心に、いくつかの蕎麦屋さんたちが「そば街道」として奥丹波を盛り上げているそうです。

出店をいくつか楽しんで、いよいよ「厄神さん」を参拝してきました。

厄神さんは小高い山の頂上に建っています。
ということで、この長い階段をのぼっていきます。

すぐに行列にぶつかりました。
ここからはゆっくり進んでいきます。

参道に沿ってずっとぶら下がっている提灯。

すべて手で書かれているようで、よく見るとひとつひとつ文字の形が違います。

ほとんどのものはいわゆる毛筆らしい書体ですが、なかには個別の書体を再現したものも。

この安定感!
プロの技術を感じます。

ぼんやりと提灯を眺めて数十分、ようやく境内にたどり着きました。

灯明がグラフィカルでおもしろい。

神楽が行われています。

無事に参拝を終え、甘酒をふるまっていただきました。

階段を降り、ふたたび周辺を見物。
餅つきが行われていました。

丹波竜のマスコットキャラクター、ちーたんのお菓子も!

このブログでもおなじみ「カフェ・マーノ」さんがたこ焼きのお店を出していました。

すこし洋風のお味。たいへん美味でした!

厄除大祭の開催日は日付で決まっているので、年によって曜日が違います。
今年は金・土ということもあって大にぎわいでした。

地域の大きな盛り上がりを体験できる、いいタイミングで丹波を訪れることができました!